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最近よく聞く「プラスチックごみ」何がいけないの?

  • 2021年3月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:2021年4月14日

ビニール袋やビニールストローを減らそう!という動きが各所に広まっていますよね。


「ゴミを減らすのが大切なのは分かるけど、プラスチックごみがクローズアップされているのはなぜだろう?」と思う人も多いのではないでしょうか。今日は、意外と身近で重大な『プラスチックごみ問題』について紹介していきます。


最近、特に問題視されているのが「海洋プラスチック」の問題。世界では、年間約800万トンのプラスチックごみが海に流れ込んでいるとされています。これは、ジャンボジェット機五万機分にもなる量です。


「マイクロプラスチック」というものをご存知ですか?捨てられたプラスチックの中でも、川や海の影響で細かく砕け、5mm以下になったものを指します。プラスチックが自然に分解されることはない為、これらは半永久的に海に漂い続ける可能性があります。そして、このマイクロプラスチックが魚や鳥の体内から大量に見つかっています。

あくまで他の生き物の問題…と思う人もいるかもしれません。しかし、そういった魚を食べる私たちの体にも蓄積されているのではないか…と懸念されているのです。最近、WWF(世界自然保護基金)が「1週間に1人平均5gのプラスチックを体にとり入れていると見られる」という報告をしました。これは、地球に住むもの全てにおける大きな問題なのです。


では、私たちには何ができるのでしょうか?

1.レジ袋を使わない

最近はレジ袋の有料化も進んでいますし、お出かけするときは大きめのバッグで行ってみましょう!

2.ペットボトルを買わないで、マイボトルを使う

ペットボトルは、包装だけでなく採取から配送までの段階で多くの資源が使われています。

3.きちんとリサイクルする

仮にプラスチックをごみとして出しても、正しく分別すればリサイクルできます。日本のプラスチックリサイクル率は27.8%とまだ低いのが現状ですから、積極的にリサイクルしていきたいですね。

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