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SDGs1 貧困

1. 貧困をなくそう

SDGsの目標1である貧困をなくそうに基づき、貧困について説明していきたいと思います。


世界には極度の貧困状態で暮らす人が約6,9億人もいるといわれています。6人に1人の子どもたちが極度に貧しい暮らしをしているそうです。

貧困は様々な問題を引き起こす原因となります。例えば、病気にかかっても医療機関に行けない、教育を受けられないなどです。小さい子は、家計を助けるために働くことや周囲の人から差別を受けるなどの原因になることも少なくありません。

そして、より問題となっていることが貧困による「負の連鎖」です。貧しい家庭の子どもは教育機会が少ないことや学習環境が整えられていない家庭が多いことから教育格差が広がります。そのため、十分な収入を得られる仕事につくことが難しくなり、親から子へ貧しさが受け継がれてしまい、貧困が繰り返される負の連鎖が起こります。貧困の問題を解決するには、貧困の連鎖を断ち切るための様々な工夫が必要になってきます。


日本における相対的貧困率は約15.6%であるといわれており、先進国の中でも特に高い割合を占めています。子どもの貧困については、7人に1人が相対的貧困となっており、貧富の差が開いてきているのが現状です。


各国では貧困問題をなくすため、様々な取り組みが行われています。

例えば、子どもの貧困対策として放課後支援や住居補助金、大学までの授業料が無料といった経済的支援を行うことのほかに、NPOやNGOといった支援団体が現地で支援活動を行うことなどといった取り組みです。

一方で、私たち個人が貧困問題の解決に向けて行動していくことも大切です。

まずは、一人ひとりが貧困の現状について知ることがこの問題を解決していくための筋道であると考えます。



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