みなさん、”ESD”という言葉を知っていますか?
私は、このことばを大学で学ぶ以前知りませんでした。
この言葉は「Education for Sustainable Development」の略で「持続可能な開発のための教育」という意味です。
ESDには、問題と向き合うために重要な六つの価値観を養うことを目標としています。
多様性:さまざまな視点をもって考える公平性:国や年齢に関わらず、誰もが平等に幸せになる権利がある相互性:人同士はもちろん、生きものや自然から私たちの生活が成り立っている 連携性:皆で協力すれば大きなことを成し遂げられる有限性:食べもや電気などは無限ではないことを理解し、将来のためを考える責任性:責任をもって、自分にできることは自分から進んで行動する
SDGsは目標を示しているのに対し、ESDは目標を達成するための方法を指しているので、私たちの中ではお互いに深く関わり合いながら課題解決を目指して行くことが理想です。
その例として、最近始まった代表的な例で言えば、「レジ袋の有料化」です。
お買い物の際に、レジ袋を使わずエコバッグを使えば、それだけでESDを達成していることとなります。
また、「防災学習」もESDの一つです。地震大国と言われている日本では自分の身に災害が起こるかわからないので、日ごろから防災の知識を身につけておくのも重要です。自宅周辺のハザードマップを家族で確認してみたり、災害時に役立つアイテムを自作してみたりすることがESDを通して学ぶきっかけとなります。
このように、身近に存在しているESDを当たり前にできるようにして、自発的にかつ継続的に活動していきましょう。
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