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女性器切除問題 FGM

FGMという女性器切除として取り上げられている問題はアフリカを中心に2000年以上続きます。


FGMは女性器の一部か全部を切除します。約2億人の女性や少女が経験しており、毎年300万人の少女や女性がFGMを受けています。

FGMは医師が行わず、麻酔もなく、不衛生な環境で行われます。

そのためストレスからPTSDや感染症を引き起こすこともあり、亡くなってしまうこともあります。


FGMを受ける理由の一つとして結婚のための条件という理由もあります。性行為できないことで女性の純潔を保つといわれています。こういった地域では男性優位社会の考えが強く男女不平等です。


しかし、一部の国ではFGMを禁止するための法律があります。アフリカの20カ国以上で禁止されていますが、法律だけではFGMはなくならず、2000年という歴史も長いため人々の考えがすぐに変わるわけでもありません。


女性は将来は家事、育児を中心とするから教育を受ける必要がないという考えもあります。子供のころから家事を手伝うので勉強する時間もなく文字が読めないため法律ができても分からないというのもFGMがなくならない理由の一つでもあります。


また、お金のためにFGMを行う人もいます。収入がないのでFGMを行い女性器を売るといった問題もあります。


現在は毎年2月6日に「FGMの根絶のための国際デー」という活動も国連を中心に行われています。


日本ではあまり知られていないFGMではあり、私たちはこの状況を広めていかなければなりません。FGMは世界では珍しくないということ、今もなお伝統の一部として続いていること、私たちはFGMの知識を少しでも持っておくべきです。

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