国:パレスチナ
テーマ:燃料問題
パレスチナにあるガザ地区では水問題、失業率の増加、食糧不足や燃料問題など様々な問題に悩まされています。
今回はその中でも燃料問題について取り上げています。
ガザ地区にある発電所は2014年のイスラエル軍の攻撃により破壊されたました。
また、2017年にはガザ地区唯一の発電所が燃料を使い果たしたために1日4時間しか電気を使えない状況に陥ることもありました。
しかし、最近は太陽光発電システムにより、電力供給を行うことができています。
様々な家庭に太陽光発電システムを設置してはいますが、未だに1日2〜4時間しか電気が供給されない状態の家庭もあります。
電気が使えなければ、エレベーターを使うことはできません。また、病院でも電気が止まれば人工呼吸器も止まり、手動で動かさなければならず、最悪の場合死に至ります。
他にも、電気ではポンプで水を汲み上げる水量が限られているため、水不足などの問題にも繋がります。
燃料不足は国連からの物資の提供などにより、補えている部分もありますが、それもほんの一部分です。
全てを支援で補うことはできないので、ガザ地区内の発電所などを直したり増やしていく必要があると考えられます。
日本に住んでいると、停電など電気時間に悩まされることもあまりないと思います。
そのため、電気の大切さを忘れてしまうこともあると思いますが、私たちが普段利用している電気も当たり前ではないということを忘れないでください。
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