この記事を読んでいるあなたは今、何歳でしょうか?
発展途上国では、3人に1人の少女たちが18歳を迎える前に強制的に結婚させられています。
今回は、アフガニスタン🇦🇫で起こっている児童婚問題を紹介していきます。
アフガニスタンはその文化的背景から、女性の社会的地位が最も低い国の1つです。約87%の女性がなんらかの暴力を受けたり、強制結婚させられたりした経験があるとの調査結果も出ています。
児童婚が多発する背景には、文化的要素と経済的要素があります。アフガニスタンの地方地域では、多くの家族が金銭や家畜との交換に娘を手放しています。子供たちを養えなくなった場合も然りです。加えて、「結婚させることが女の子にとって最も安全な生き方」という昔からの信条が残っていることも大きいです。
では、この風習がもたらす問題はなんなのでしょうか?
①花嫁はまだ子供であるにも関わらず、子供を持つことになる。
身体的に未熟な少女も多く、子供を産み、育てるには多大なリスクが伴います。それにも関わらず、地方では妊娠や出産に必要な医療設備がないことが多いようです。
②家庭に入り、家族のために働くことで学校に行けなくなる
彼女たちは「もの」として新しい家族のもとへと引き取られ、働かされることが多いです。その結果、教育の機会が奪われてしまい、経済的な自立も困難になります。
児童婚をなくすために
○女の子が学校に入り、通い続けられるような支援
○家族への経済的支援
が必要です。そういった支援を行なっている団体は多数あります。ぜひ、チェックしてみてください。
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