日本国内の差別問題No.3
今回は同和問題について紹介したいと思います。
同和問題(部落差別)とは、日本社会の歴史的発展の過程で形づくられた身分階層構造に基づく差別により、日本国内の一部の人々が長い間、経済的・社会的・文化的に低位の状態を強いられ、日常生活の上で受ける差別の事です。
特に、ケガレ意識が昔、食肉や屠畜(とちく)に対してあった為、食肉市場やそこで働く人に対する強い偏見や差別が残されています。
残念ながら、今もなお、こうした人に対する差別発言・差別待遇等の事案のほか、差別的な内容の文書が送付されたり、インターネット上で差別を助長するような内容の書き込みがなされるといった事案が発生しています。
同和差別の例を2つ挙げたいと思います。
1つ目は、結婚差別です。詳しく言うと、相手が被差別部落出身であることから、交際相手の両親に結婚の承諾を得る事が出来ない事です。
2つ目は、東京での差別事件です。それは、公共施設などの大勢の人の目に触れやすいところに、被差別部落出身者を誹謗・中傷・脅迫する差別的な落書きが後を絶たなかったという事件です。
解決の為には
→そもそも、この差別問題が起きているのは無知や無関心のままで、問題を正しく理解しようとしない人がいるからなので、客観的な視点で物事を見極める習慣を作りましょう。
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