毎年5月22日は「国際生物多様性」の日です。
これは地球上にはさまざまな生き物が存在しているという生物の多様性が失われつつある中で人々への認知を広めることを目的に制定されました。
地球上の生きものは約40億年という長い歴史の中で、さまざまな環境に適応して進化し、3000万種ともいわれる多様な生きものが生まれました。
近年は生物の多様性が気候変動、自然資源の乱用、公害、侵略的外来種によって失われています。さらに、陸上生態系の多様性の減少の75%が人間活動に起因します。
アメリカ国務省が発行した「特別調査報告書」によると、19世紀末までには4年間に1種の絶滅スピードは年々早くなっており、20世紀には1年間に1種、現在は1時間に8種の生物が失われています。
蜂や蝶がいなくなると、農産物の生産高が年間2000億ドル以上減少するともいわれており、私たちへの暮らしにも影響がでると思います。
生物多様性の減少を防ぐためにも課題に対する理解を深め、意識を改革していきましょう。
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